畑本ひでき公式サイト
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西宮市長選挙、
全ての開票が終わりました。
畑本ひできに一票を託して下さった 全ての皆様へ、心からの感謝を。
今回の選挙で何より嬉しかったこと。 それは、これまで「沈黙」していた方々が 立ち上がって下さったことです。
開票の様子をYouTubeで見ていました。 期日前投票の用紙の中に、 障害を持つ息子の文字とよく似た筆跡や歪な丸印がいくつもありました。
動きにくい腕や手を、 一生懸命に動かして 私の名前を書いて下さったのだな…..
投票所に行くまでに どれだけの準備が必要だったか。 どれだけの覚悟が必要だったか。
どれだけの「よし、行こう」があったか。
そして、開票立会人を務めた娘から 「点字投票」というものがあることを教わりました。
見えない目で。 動きにくい手で。 届きにくい投票所まで足を運んで。
その一票一票が、 「私たちはここにいる」という声でした。
まだまだ知らないことばかりです。 でも、知ったことを次の行動に変えていく。 それがこれからも私のやり方です。
選挙は終わりましたが、 より良い福祉を創る歩みは続きます。
これからも、宜しくお願い致します。
畑本ひでき
西宮市を
世界の福祉モデル都市に
1963年、西宮市は「文教住宅都市宣言」と同時に「福祉のモデル都市」という理念も掲げていました。教育と住環境が整ったまちだからこそ、誰もが支え合う福祉の手本になれる —— それが先人たちの志でした。
畑本ひでき ── 当事者だからこそ、変えられる仕組みがある
県立西宮総合医療センター「次の備え」を整える
2026年7月、県立西宮総合医療センターが開院します。旧県立西宮病院と市立中央病院の統合再編を実現させた関係者の尽力に、敬意を表します。
しかし、ひとつ問いかけたいことがあります。この病院は、南海トラフ巨大地震の日に機能するでしょうか。
電子カルテは「院内の記録」です。災害で避難所や救急車に患者が溢れたとき、その情報は届きません。必要なのは、患者情報・避難所状況・搬送・物資を一元的に統合し指揮する「コマンドセンター」です。隣の神戸市・中央市民病院ではすでに導入され、救急救命センター全国評価11年連続1位を実現しています。技術も実績もすぐそばにある。足りないのは、西宮でやると決める意思だけです。
重度障害のある子どもを育て、移行期医療の中で病院間の情報断絶を当事者家族として経験してきました。そしていま、認知症の母の介護にも向き合っています。かかりつけ医、専門外来、介護サービス。関わる先が増えるほど情報はばらばらになり、つなぐのは家族の記憶と手書きのメモです。災害時でなくても、日常がすでに「つながっていない」。その現実を、子育てと介護の両方の当事者として知っています。
陳情や要望書 では変わらなかったこの構造を変えるために、政治の場から取り組む必要があると考えています。
統合再編の成果を、災害にも強い「命のインフラ」へ。西宮から、次の一歩を踏み出します。
畑本ひでき
はじめに ──
いま、福祉と医療の現場で何が起きているのか
保育園に入れない「待機児童」、介護の担い手不足、救急病院での「たらい回し」。この三つの問題は、一見バラバラに見えますが、原因は同じです。「現場で働く人が足りない」、ただそれに尽きます。
働き手が減り続ける一方で、支えを必要とする人は増える一方。現場は疲弊し、辞める人が絶えません。
数字で見ると深刻さがわかります。
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待機児童:待機児童:公式には2,254人(2025年、厚生労働省「保育所等関連状況取りまとめ」
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介護:2040年度までに約57万人の介護職員が新たに必要です。介護スタッフの腰痛率は約6割ともいわれています(労働安全衛生総合研究所「介護者の腰痛予防を目指して」による複数調査の総括)。
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救急医療:搬送が急増する中、重症の方が病院に受け入れてもらえない事態が日常化しています。
解決のカギは、建物を増やすことではありません。 「人」への投資 ―― 処遇の改善、専門職としての地位の向上、そして「この仕事を続けたい」と思えるやりがいの実感です。
給与や労働条件を底上げするだけでなく、福祉・医療 の現場で働く人が社会から正当に評価され、誇りを持って仕事に向き合える環境をつくること。それが、人材の流出を止め、新たな担い手を呼び込む本質的な解決策です。
とりわけ介護の現場では、「身体の負担」が深刻です。介護職員の約46%が腰痛を理由に離職を考えたことがあるという調査結果もあり、介護スタッフの腰痛率は約6割ともいわれています。「腰を痛めたら終わり」――そんな不安を抱えながら働く現場を変えなければ、いくら処遇を改善しても人は残りません。
そこで重要になるのが「ノーリフティングケア」の推進です。人の力だけで持ち上げる・抱え上げる・引きずるケアを廃止し、リフトやスライディングボードなどの福祉用具を活用して、介助する側・される側の双方の安全と尊厳を守る取組みです。厚生労働省の「第14次労働災害防止計画」でも、ノーリフティングケアの普及が明記され、福岡県や高知県、長崎県などではすでに自治体主導でモデル事業所の育成が進んでいます。「腰痛は介護職の宿命」という常識を変え、身体を壊さず長く働ける現場をつくること。これは人材確保の最も現実的な一手です。
そしてもう一つ欠かせないのが、デジタル技術やAIの活用です。書類仕事や手作業を減らし、現場の人が「目の前の人のケア」に集中できる時間をつくること。
身体の負担を減らすノーリフティングケア、事務の負担を減らすデジタル・AI。この二つで現場を守ることが、人材を守る第一歩です。
ただ、技術やお金よりも大きな壁があります。「変わることへの不安」です。 新しい仕組みを入れると、これまでの仕事のやり方が大きく変わります。慣れたやり方を手放すのは、誰にとっても不安なものです。
けれど、思い出してほしいのです。皆さんがこの世界に飛び込んだとき、いちばん大切にしていたのは何だったか。私自身、障がいのある子どもの親として関わり始めたとき、胸にあったのは同じ思いでした。「目の前の人に、もっと良い支援を届けたい」―― その一点ではなかったでしょうか。
デジタル化やAIは、その原点に立ち戻るための道具です。書類や事務作業に追われる時間を減らし、利用者お一人おひとりと向き合う時間を取り戻す。それは、管理する立場の方にとっても、現場の方にとっても、そして何より利用者やそのご家族にとっての幸せにつながるはずです。 変わることは、これまでの努力を否定することではありません。これまで積み上げてきた経験を、もっと活かすための一歩です。
Nishinomiya Welfare & Community Voice
西宮の
福祉と医療を考える
市民の声が届く市政とは何か
—— 当事者の現場から
畑本ひでき|一人の父親、当事者として。
母の介護を通じて、ノーリフティングケアの大切さ、そして「予防」という視点の重みを、身をもって知りました。介護する側もされる側も、身体を壊さない——それは当たり前のようでいて、現場ではまだまだ実現できていな い現実があります。
そしてもうひとつ、介護の日々のなかで痛感したのは「孤独」の辛さです。どれほど制度が整っていても、孤立したままでは人は追い詰められていく。だからこそ、当事者の目線に立った支えが必要だと、改めて実感しています。
私には、政党の後ろ盾も、支援団体もありません。
あるのは、自分自身の経験です。
障がいのある子どもが18歳を迎えたとたん、それまで通っていた病院から「もう診られません」と言われる——いわゆる「移行期医療」の壁。この理不尽を、私自身の家族や仲間たちが経験してきました。
誰も断られない。どこにも取りこぼされない。そんな仕組みをこのまちにつくりたい。それが、私が政治の場で取り組みたいと考える原点です。
【プロフィール】
畑本秀希(はたもと ひでき)
昭和41年(1966年)4月生まれ / 59歳 札幌大学 経営学部卒
求人広告会社にて大阪支社長を務め、営業組織づくりと人材育成の実務を積む。その後、共同出資によりWeb制作会社を起業。うまくいったことばかりではありませんが、常に新しい領域に飛び込み続けてきました。
やがて、福祉機器開発メーカーに転じ、大手航空会社向け木製車椅子の開発プロジェクトに関与。「技術の力で障壁をなくす」ものづくりを経験し、一つの製品が誰かの 世界を広げる手応えを知る。さらに老人介護施設での勤務を経て、医療・介護の現場で支える側のリアルと向き合いました。
この介護現場に身を置く中で、障がいのある子どもを持つ親として西宮市肢体不自由児者父母の会 会長を引き受け、3年前には兵庫県肢体不自由児者父母の会連合会 会長に就任。当事者家族の声を届ける活動に、正面から取り組んでいます。
経営、起業、福祉機器開発、介護の現場、そして当事者団体の運営——さまざまなフィールドで挑戦を重ねてきた経験は、すべて「困っている人のそばで、仕組みから変える」という一本の線でつながっています。
福祉は「コスト」ではなく「投資」である。 一人ひとりの可能性を引き出す福祉こそが、まちの未来をつくる最大の成長戦略だと——。
現場を知り、経営を知り、親として痛みを知る。 だからこそ、西宮の福祉を「守り」から「攻め」に変えられると信じています。